なんとなく

誰得感満載な記事が多いかも。Mono関係とLinuxのサーバ関係、レビューとか。

AP2 Racing Wheel Stand買ってみた

はじめに

G29というハンドルコントローラーを所持していて、クランプで机に設置して使っていた。シフターも所持しており同じく机に設置していたのだけど、どうもシフターの位置が気に入らない。うまく入らないポジションもある。シフターの位置の関係でシフトチェンジ時に頭が動いてしまうため視点移動が発生する。そんな問題を抱えていたけれどもものすごく不便しているわけでもなく一年近くその状態でいた。

オフィスチェアを買おう買おうとずっと思っていたのだけど、このご時世で試座もままならず、選択するのも面倒になっていたので、モニターアームを使ってモニターを自分に合わせる。キーボードに自分を合わせる。そういうことをやっていたら、ホイールスタンドも買っていい感じにしようという欲が出てきて買ってみた。

どうよ?

いいとは思う。だけど、だけど。という製品だった。

模造品があるようだ

amazonで検索すると似たような商品が出てくるが、模造品があるようだ。保証とかいろいろあった時にオリジナルのほうが良いので、amazonでは買わず公式サイト経由のyahooで買った。クーポンもあったので送料込みで9,000円程度だった。

組み立てとセッティングが大変

事前にレビューを読んでいて取扱説明書がひどく、組み立てが大変ということを理解していたが、実際に苦労した。一番苦労したのはペダルの設置。説明書通りつけようとするとG29のペダルが大きく設置面よりはみ出してしまう。ショップの写真を確認するとストッパーで止められているが、個人的にペダルのポジションはもう少し奥が良い。ネジ止めはできるので、好みの位置に止めれば良い。ただ、設置面は組み立て後に折りたたまないと取り外せないし、ハンドルの位置とペダルのポジションを確認するには折りたたまれたままでは測れないというところで、以下を何回も繰り返す必要がある。

  • 本体を折りたたむ、設置面を取り出し、ペダルを調整。

しかも、ペダルも設置面も重いし、ハンコンを取り付けたまま本体を折りたたむのも一苦労なので、とても疲れて大変だった。

横に倒してペダルをスライドさせればいいことは対応後に気づいた。

折り畳みは可能だが、運用は難しそう

本体は折りたたむことが可能なのだが、私の場合は以下を理由に使用後に折りたたむ運用は無理と判断した。

  • G29のペダルを設置面よりも奥、はみ出して使用するので、ペダルのケーブルを折りたたみ後、立てかける際に本体で踏んでしまい、切れる恐れがある。

  • 本体にさらにハンコンを設置した状態だと15kg程度の重量になり移動は難しい。

  • 折りたたむことは可能だが、シフターも設置しているので、折りたたんだ状態でもシフターが床に当たる。

良い点

  • シフトの固定位置を変えられた
  • ペダルを固定できた
  • ハンドルの位置を若干可変にできた

悪い点

  • 取説が良いとは言えず、組み立てが大変
  • 重い
  • 折り畳みは可能だが、運用は難しい。
  • シフトの取り付け、可変が微妙。

終わりに

組み立てについては動画や写真付きで記事にされている方がいるのでそちらを参考にしてほしい。

やりたかったことは達成できたので製品については評価できるが、上述したように組み立てと折りたたみでの運用が難しい点、購入前に正確なシフターの設置面の位置の把握ができなかった点(ショップに確認し、ハンドル設置面から約20cmとの回答を得た)がマイナスポイント。

おすすめできるかと問われたら環境次第と答える。G29の場合は、ホイールスタンドを移動しない、シフターを使わないのであれば、ありだと思う。G29でそれ以外は環境を選ぶ。G29以外は持っていないのでわからない。

ETS2/ATSをやっている関係でシフターを右側で使用していたが、ホイールスタンドを机の下に設置しており、椅子および周りのものとの関係でシフターを右にすると簡単には椅子に座れなくなるということが発生し、やむなくシフターを左に設置した。個人的な都合だけど想定外だった。