X Windowでscreenやtmuxのような使い方できないのかな?
JDownloaderを使う機会があったのだけれども、PCをつけっぱなしにするのもどうかと思って、まず、RaspberryPiでどうにかできないか考え、やってみたのだけどJavaを動かすのにはちょっと遅くて使えるけど、いらいらする感じだったので、VPSでもやってみた。 RaspberryPiをX Serverとして、X forwaringでVPSで実行しているのをRaspberryPiで見るかたち。
やりたかったことは、X Windowでscreenやtmuxのようなに、プロセスを動きっぱなしにしていて、detachしてRaspberryPiをシャットダウンしても、VPSでは動いていて、RaspberryPiを起動してattachすれば、また使えるという感じ。
いろいろ調べたのだけど、xpraというのがやりたかったことを実現しているものだった。
インストール
Raspberry Pi側
$ sudo aptitude install xpra
vps側
# wget --no-check-certificate https://www.xpra.org/dists/CentOS/5.9/i386/xpra-0.13.7-1.el5_9.i386.rpm # wget --no-check-certificate https://www.xpra.org/dists/rpm/CentOS/5.9/i386/libfakeXinerama-0.1.0-3.i386.rpm # rpm -ivh libfakeXinerama-0.1.0-3.i386.rpm # yum install pygtk2 python-imaging python-ctypes libXcomposite libXdamage Xvfb xorg-x11-server-utils # rpm -ivh xpra-0.13.7-1.el5_9.i386.rpm
使い方
X forwaringのオプションをつけて、sshでX Client側(VPS)に接続
Displayを指定して、xpraを起動
$ xpra start :2
管理したいプロセスを起動
$ DISPLAY=:2 java -Xmx512m -jar JDownloader.jar &
Ctrl+Cでdetach
attachするときは、 attach可能なリストを表示でする。
$ xpra list
attachしたいディスプレイ番号を指定して、attachする。
$ xpra attach :2
もう使わないよってときは、stop
$ xpra stop
あんまり使う機会はないけど、あると便利でメモしておかないと忘れそうだったので、書いておく。