化学物質過敏症って何?
化学物質過敏症とは、まだほとんど解明されていないようですし、治療法も確立されてはいないようです。
wikipedia:化学物質過敏症
は、あまり参考にならないです。
症状が出ている人間の意見としては、臭いで感じるときは心因的側面もある程度あるけど、発症の原因は化学物質だと思います。
嫌な匂い嗅ぐだけで気持ち悪くなることは、化学物質過敏症を発症していなくても起きることですし。
また、反応する化学物質を口から体内に入れても反応するので、脳の解釈が変わってしまったのかもと思っています。
目の痛みやチ○コの先の痛みで反応するものが存在することをわかったりします。
今は、反応する物質がほとんどない環境(自宅で引きこもり)なので、症状がほとんど出ずに生活できるのですが、一歩外に出るとそこは反応する物質であふれているのです。
発症の経緯とツイートからうかがえる病状
発症は、どうもハンドクリームに含まれるパラベンを長い時間吸い込んだからのようです。
もしかするとパラベンへの耐性がないのかもしれないです。
ハンドクリームを使われる体調悪くなるってのは、過去のツィートを確認すると発病する前からで、気をつけておくべきものだったのかもと今更ながら思っています。
電車の中でハンドクリーム塗るなよ。めちゃくちゃ臭い。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2011, 11月 29
おばさんのハンドクリームの匂いが安っぽく甘ったるく、気持ち悪い。頭痛い。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2011, 12月 14
一部の香料は発症前から嫌いだったようです。今じゃ考えられませんが、いちごとかバナナの香料は好きだったみたいです。香水も大丈夫だったようです。
長引かないからというのが印象的です。
中途半端な価格の香りが嫌い。安いハンドクリームとかの甘ったるいイヤな臭い。イチゴの香料とかバナナのもあり。香水も長引かないので大丈夫。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 2月 15
2012年5月、6月
2012年5月の中旬頃に職場に産休明けの方が他部署から異動してきました。
私の正面の席になり、そこから体調不良が始まりました。
最初は、会社では花粉症のような症状(目の痒み、鼻水)と倦怠感でした。
夜中に猛烈な背中の痛みと意識が飛ぶような痛みを伴う軟便も何度かありました。
なんとなく、ハンドクリームに反応してると感じていたようです。
あー、たぶん化粧品とか香水とかハンドクリームのなにかに反応するようになってしまったんだろうな。花粉症と同じ感じになる。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 5月 23
@noitaminA_SL 中旬から職場の前の席に違う女性が座るようになってからなのですが、それが原因とも判断できなくて。香水でも大丈夫なものもあるし、嫁の化粧品には反応しないし。よくわからないがなにかに反応するのは確かです。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 5月 24
疲れた。疲れとれない
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 5月 30
実家から帰ってきただけなのにとても疲れている。実家寒かったのに東京暑い。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 4
むくり。起きた。最近やたら疲れてる。なんだろう。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 6
疲労感が半端無かったみたい。体の中で何かと何かが戦っていたのかなぁ。
ハンドクリームの俺を攻撃する物質はなんだろう。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 8
@NagiFazuku 石油系の物質だと考えています。安くて変な匂いするハンドクリームに反応。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 8
ハンドクリームを避ければ、症状が出ないこともわかりつつあったようです。
むくり。昨日はハンドクリームを避けて行動したので倦怠感がない。素晴らしい。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 8
一度、何のハンドクリームかわからないけど、とりあえず、変えてくれるように同僚に同席してもらって、お願いしました。
ハンドクリームについて、堀を埋めて大丈夫そうなのを使ってもらうことにした。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 11
反応する物質は突き止めておいた方が今後生きやすいよな。どこで検査できるんだろう。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 11
隊長さんが良くない。倦怠感。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 12
反応したので、実際に変えてもらいました。
ハンドクリーム変えてもらった。効果てきめん
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 12
@noitaminA_SL 今日は倦怠感がないので明日の朝の体調がそれなりの予感。今日はホントひどかった。内臓系にも来ないはずなので、大丈夫なはず。幸せ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 12
でも、何(物質)が反応しているのかをわからないままでした。
あとは、ハンドクリームのどの成分が自分にダメージを与えるかは、病院にいって調べるしかないな。これは今後の人生にとっても重要。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 12
電車の中でハンドクリームの物質に反応。あー、完全にアレルギーだな。化学物質のアレルギーテストってどこで検査できるのかな。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 13
結局何かわからないから、反応は続くし、
意識が飛ぶような痛みを伴う軟便が起こっていた頃です。
内臓の調子が芳しくないな。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 13
職場で化学物質過敏症になってしまったら、労災おりるの?
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 13
倦怠感はなくなったけど、変な腹痛だなぁ。嫌だなぁ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 6月 13
2012年7月
急に7月に飛びます。なぜ7月に飛んだかというと体調が悪すぎて、ツイートしていませんでした。
何が反応しているのかを調べようと病院も何件か行きましたが、アレルギー専門医を標榜する医師にも検査できない、やっているところも知らないと言われ、自分で調べるしか無いと思っていた頃です。
化学物質過敏症という可能性は考えてはいました。2012年6月中旬頃に体調がひどく悪くなり、かなり会社を休みました。その後も体調がなかなか回復しませんでした。
会社で1回目の席替えを勝手にされました。私の意見を聞かれなかったので、席は少し離れたため、少し改善されたのですが、微妙な感じでした。
やっと隊長さんが回復してきた気がするが、週末は人体実験で物質特定中。運が悪いと隊長がかなり。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 3
席替えとかいろいろ、して、で、ある程度緩和したけど、原因物質を取り除かないことには解決しない。。。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 3
最初は、ハンドクリームだけだったのですが、この頃から、本屋に行ったり、台所で洗い物をしたりすると同じような症状が出始めたようです。
いわゆる拡散現象で、多種類化学物質過敏症に移行した頃なのでしょう。
大量に浴びると、あたらしい漫画本や食器洗剤でも同一症状が出てちょっと怖い。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 3
自分でハンドクリームを購入して、塗って同じ反応がでるか?反応が出た場合は、共通する物質は何かを調べていました。症状が出ると会社を休まざるをえないので、休みにやっていたようです。
土日は、ハンドクリームのテストをしたら見事に当たりを引いてしまって、つぶれたでござる。まぁ、症状を確認できたので仕方ないか。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 9
7月中にあと数回テストして、物質を特定して、使用の自粛を求めるのと病院行って検査と診断書か。きついなー。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 9
昨日テストした薬用のハンドクリームは影響が僅かにあった程度。今日も午前中にひとつこなすか。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 15
おそらく、パラベンというところまでは、わかったのですが、パラベンだけではなく他の物質にも反応するようになってしまったので、どうしようもなくなりました。会社ではサージカルマスクをしていたのですが、通勤退勤時にも必要になったようです。アマゾンの履歴を確認すると2012/7/3に活性炭のマスクを購入し始めました。
ふぅ。最近さらに敏感になってきている気がする。会社だけでマスクじゃなくて、ずっとマスクだな。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 10
ガムテープに反応。よく仕事でテープ類は使うけど、初めてだ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 21
自律神経に作用するのはほんと勘弁してほしい。粘膜だけなら、我慢できるから。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 21
近くの人が新聞読んでいて、バサバサしていてつらい。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 22
すごい、物質纏ってる人がいる。喉が熱いよ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 23
ゲーム用のPS3届いた。新品の化学物質パワー強いので、分散コンピューティングのをずっと回してる。近くにサーキュレータ置いてる。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 7月 28
2012年8月
このころになるといろいろなものに反応して、とても大変でした。東京で化学物質過敏症について定常的に診てもらえる病院に予約をとったのですが、10月末まで予約で埋まっていました。反応して動けなくなるという経験をしたのもこの頃だったと思います。
目下の敵はドライマークで洗った衣類。強すぎる。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 3
ガムテープがガラス質のパワーがあるとは。刺す痛みです。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 5
殺虫剤きつい。人間の俺もダメ。クワガタの気持ちわかる。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 5
昨日、嫁がガリ梨食べてたんだけど、くさくて食べる気が起きなかった。たぶん、食べたら顔に発疹できるな。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 7
一時間前に午後の紅茶を飲んだら、体がずっと痒いでござる。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 9
お盆に実家に帰ったのですが、他の人の家には行くのが辛いということがわかりました。
新型車両はパワーが強く。活性炭マスク2枚重ねで1時間半持たない。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 11
実家帰ったら、近くのどこかで野焼き?みたいな空気が蔓延していて早く帰りたい。きつい。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 11
完全に詰んだ。風呂入って、タオルで体拭いたら気持ち悪い物質出るし、うぇと思って布団入ったら、シーツも枕カバーも。ダメだ。自宅からでるのは相当準備しないと。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 11
ダウニーを識別できていなかったのですが、この頃からわかるようになってきます。
電車内ですごい物質が。めまいする。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 15
ダウニーか?
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 15
めまいしてまっすぐ歩けなかったよ。すごいな。マスク2重だったのに。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 15
下手な歯医者にあったってしまったらしく、詰め物を接着するための液体が残っていたようで、動けなくなりました。
歯医者いった。被せたところ穴空いてるから埋め終わって口ゆすいだら、嫌な予感走ったとたん、わなわなし始め。。。大学病院でアレルギーテストをって言われたけど、歯科医師のテリトリー中では何に反応するかを予見できるのか。ありがたい。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 18
洗濯物干したら、他の部屋の柔軟剤臭した。たぶんダウニー臭だな。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 19
電車のなかで臭いガム噛むのやめてくれ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 20
産休明けで異動してきた人が、ダウニーを使用していることがわかり、コンボ技で見事やられたことがわかりました。
ダウニー+香水+ハンドクリームで積んだことが判明。過敏になると辛いから逃げたほうがいいよ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 24
同じ部署なので別のフロアに移るわけにも行かず、席替えでなんとか対応してもらっていました。
会社の人の協力を得て席替え。ダウニー臭から離れることができた。わなわなせず、活性炭のマスクの耐久時間を考えずに生産活動が行えそう。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 27
夏真っ盛りだったので、制汗シートを使用される方がいて、そのために動けなくなりました。
制汗シートでイケることがわかりました。開けっ放しにしないでください。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 28
意図しない筋肉のご動作怖いんですよ。
薬局の近くの側溝に殺虫剤が撒かれていたと思う。肌がピリピリして、そのあと太ももに筋肉痛が来た。ヤバイ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 8月 29
2012年9月
ダウニーがとっても危険な存在と認識しています。本当に強力です。
洗濯物を外に干すと集合住宅なので他の家の洗剤や柔軟剤の物質が付着して、それに反応してしまうようになったので、常に部屋干しになりました。
下の階に回覧板を届けに行ったら、ダウニー。ちょうど真下か!ドア開けなくてもわかるってすごいな。ダウニー。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 9月 2
席替えして3mぐらい離れたダウニー。少しは臭う。っていうかそんなに臭いんだ。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 9月 7
昨日洗濯したTシャツとシーツがダウニー臭して、気持ち悪くて起きた。まだわなわなしている。洗濯物が外に干せないってことか。。。マジか。つらい。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 9月 9
結構混んでたのにたちながら化粧し始める人がいて、逃げられなくて変なあせ出てきて、死ぬかと思った。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 9月 12
mediasは電磁波パワー強いな。隣の人がいなくなったら頭痛なくなった。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 9月 21
となりのおねぇさんがミントのガムを噛んでいて香り強くないんだけど、すごく臭い。なので、逃げた。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 10月 2
レッドブルくさい。香料がダメだな。飲みながら電車に入ってきた人がいたけど、自律神経系が狂った。お腹いたい。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 10月 4
これ以降ずっと吐き出さないとだめなようで、愚痴のようにつぶやいています。
2012年10月
2012年の10月末にそよ風クリニックというところに行って、検査と問診から「化学物質過敏症」診断をうけました。
病院終わった。無事、化学物質過敏症診断下った。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 10月 27
行った検査は3つで平衡感覚の検査と瞳孔の拡大の検査、眼球の移動の検査、平衡感覚以外は異常値。症状からみても化学物質過敏症とのこと。
— 中村竹七 (@Takeshich) 2012, 10月 27
今思い起こせば、こうしておいたほうがいいとわかるけどね
今思い起こせば、反応するものから逃げていたほうがいいと思えます。
でも、当時は何が原因でかも探らなければいけない状態だったし、どこの病院へ行けばいいのかもわからなかったのです。
そういう状態で、いろいろと病院を回り、アレルギー専門医を標榜する医者のテキトーな対応をされたりしました。まぁ、専門じゃなきゃわからないのは当然なんだけど、紹介してよと依頼しても知らないとのことでした。
今だから言えることは、「臭い人には近づくな、場所を共有するな」です。でも、臭いのしない物質もあるんですよねぇ。
一般的に販売されているものでも原因になったりするのです。
社会が変わらなきゃ無理なのかなぁと思えています。
電磁波過敏にもなったのですがそれはまた別の機会で。
今後は、化学物質過敏症でも使えるもの、食べられるものについて紹介できたらと考えています。