なんとなく

誰得感満載な記事が多いかも。Mono関係とLinuxのサーバ関係、レビューとか。

柔軟剤とか制汗シートとか整髪料とか香水が苦手なもので

はじめに

化学物質過敏症を発症して2年近く経ちました。化学物質過敏症が原因で働けなくなり、休職して退職しました。
まず、当時のツィートをもとに発症の経緯をまとめようと思います。

化学物質過敏症って何?

化学物質過敏症とは、まだほとんど解明されていないようですし、治療法も確立されてはいないようです。
wikipedia:化学物質過敏症
は、あまり参考にならないです。

症状が出ている人間の意見としては、臭いで感じるときは心因的側面もある程度あるけど、発症の原因は化学物質だと思います。
嫌な匂い嗅ぐだけで気持ち悪くなることは、化学物質過敏症を発症していなくても起きることですし。
また、反応する化学物質を口から体内に入れても反応するので、脳の解釈が変わってしまったのかもと思っています。
目の痛みやチ○コの先の痛みで反応するものが存在することをわかったりします。

今は、反応する物質がほとんどない環境(自宅で引きこもり)なので、症状がほとんど出ずに生活できるのですが、一歩外に出るとそこは反応する物質であふれているのです。

発症の経緯とツイートからうかがえる病状

発症は、どうもハンドクリームに含まれるパラベンを長い時間吸い込んだからのようです。
もしかするとパラベンへの耐性がないのかもしれないです。

ハンドクリームを使われる体調悪くなるってのは、過去のツィートを確認すると発病する前からで、気をつけておくべきものだったのかもと今更ながら思っています。

一部の香料は発症前から嫌いだったようです。今じゃ考えられませんが、いちごとかバナナの香料は好きだったみたいです。香水も大丈夫だったようです。
長引かないからというのが印象的です。

2012年5月、6月

2012年5月の中旬頃に職場に産休明けの方が他部署から異動してきました。
私の正面の席になり、そこから体調不良が始まりました。
最初は、会社では花粉症のような症状(目の痒み、鼻水)と倦怠感でした。
夜中に猛烈な背中の痛みと意識が飛ぶような痛みを伴う軟便も何度かありました。
なんとなく、ハンドクリームに反応してると感じていたようです。

疲労感が半端無かったみたい。体の中で何かと何かが戦っていたのかなぁ。

ハンドクリームを避ければ、症状が出ないこともわかりつつあったようです。

一度、何のハンドクリームかわからないけど、とりあえず、変えてくれるように同僚に同席してもらって、お願いしました。

反応したので、実際に変えてもらいました。

でも、何(物質)が反応しているのかをわからないままでした。

結局何かわからないから、反応は続くし、
意識が飛ぶような痛みを伴う軟便が起こっていた頃です。

2012年7月

急に7月に飛びます。なぜ7月に飛んだかというと体調が悪すぎて、ツイートしていませんでした。
何が反応しているのかを調べようと病院も何件か行きましたが、アレルギー専門医を標榜する医師にも検査できない、やっているところも知らないと言われ、自分で調べるしか無いと思っていた頃です。
化学物質過敏症という可能性は考えてはいました。2012年6月中旬頃に体調がひどく悪くなり、かなり会社を休みました。その後も体調がなかなか回復しませんでした。
会社で1回目の席替えを勝手にされました。私の意見を聞かれなかったので、席は少し離れたため、少し改善されたのですが、微妙な感じでした。

最初は、ハンドクリームだけだったのですが、この頃から、本屋に行ったり、台所で洗い物をしたりすると同じような症状が出始めたようです。
いわゆる拡散現象で、多種類化学物質過敏症に移行した頃なのでしょう。

自分でハンドクリームを購入して、塗って同じ反応がでるか?反応が出た場合は、共通する物質は何かを調べていました。症状が出ると会社を休まざるをえないので、休みにやっていたようです。

おそらく、パラベンというところまでは、わかったのですが、パラベンだけではなく他の物質にも反応するようになってしまったので、どうしようもなくなりました。

会社ではサージカルマスクをしていたのですが、通勤退勤時にも必要になったようです。アマゾンの履歴を確認すると2012/7/3に活性炭のマスクを購入し始めました。

2012年8月

このころになるといろいろなものに反応して、とても大変でした。東京で化学物質過敏症について定常的に診てもらえる病院に予約をとったのですが、10月末まで予約で埋まっていました。反応して動けなくなるという経験をしたのもこの頃だったと思います。

お盆に実家に帰ったのですが、他の人の家には行くのが辛いということがわかりました。

ダウニーを識別できていなかったのですが、この頃からわかるようになってきます。

下手な歯医者にあったってしまったらしく、詰め物を接着するための液体が残っていたようで、動けなくなりました。

産休明けで異動してきた人が、ダウニーを使用していることがわかり、コンボ技で見事やられたことがわかりました。

同じ部署なので別のフロアに移るわけにも行かず、席替えでなんとか対応してもらっていました。

夏真っ盛りだったので、制汗シートを使用される方がいて、そのために動けなくなりました。

意図しない筋肉のご動作怖いんですよ。

2012年9月

ダウニーがとっても危険な存在と認識しています。本当に強力です。
洗濯物を外に干すと集合住宅なので他の家の洗剤や柔軟剤の物質が付着して、それに反応してしまうようになったので、常に部屋干しになりました。

これ以降ずっと吐き出さないとだめなようで、愚痴のようにつぶやいています。

2012年10月

2012年の10月末にそよ風クリニックというところに行って、検査と問診から「化学物質過敏症」診断をうけました。

今思い起こせば、こうしておいたほうがいいとわかるけどね

今思い起こせば、反応するものから逃げていたほうがいいと思えます。
でも、当時は何が原因でかも探らなければいけない状態だったし、どこの病院へ行けばいいのかもわからなかったのです。
そういう状態で、いろいろと病院を回り、アレルギー専門医を標榜する医者のテキトーな対応をされたりしました。まぁ、専門じゃなきゃわからないのは当然なんだけど、紹介してよと依頼しても知らないとのことでした。

今だから言えることは、「臭い人には近づくな、場所を共有するな」です。でも、臭いのしない物質もあるんですよねぇ。
一般的に販売されているものでも原因になったりするのです。
社会が変わらなきゃ無理なのかなぁと思えています。

電磁波過敏にもなったのですがそれはまた別の機会で。
今後は、化学物質過敏症でも使えるもの、食べられるものについて紹介できたらと考えています。